「そろそろ離乳食かな?」と思ったとき、
手作りにするか、ベビーフードに頼るか、宅配を使うか…迷いますよね。
私がいちばん大事にしてほしいと思うのは、
ママも無理なく、安心して、赤ちゃんの「食べる」世界の広がりを一緒に楽しむこと。
100%手作りじゃなくても大丈夫。
どの方法を選んでも、ちゃんと「愛情いっぱいの離乳食」です。
この記事では、
- 手作り離乳食
- 市販ベビーフード
- 宅配・ミールキット
の3つの選択肢と、困ったときに頼りになる本・公的資料、
そして保育士ママとしてのリアルな体験談をまとめました。

今の自分に合うやり方を、一緒に見つけていきましょう😊
離乳食スタートの基本と「これだけ覚えておけばOK」なポイント



まずは、ざっくりとした基本だけ押さえておきましょう。
細かく覚えようとしなくて大丈夫です◎
離乳食を始める目安
離乳食のスタートの目安は生後5〜6ヶ月ごろと言われています。
月齢だけでなく、赤ちゃんの様子もサインになります。
- 首のすわりがしっかりしている
- 5秒くらい座れる
- 大人の食事をじっと見たり、よだれが増えたりしている
- スプーンなどを口に入れても、舌で押し出すことが少なくなる
こんな様子が見えてきたら、始めどきです。
離乳食のざっくり4ステップ
細かい月齢にとらわれすぎなくてOK。
「今はこのあたりかな?」と目安として見てもらえたら十分です。
- 初期(ゴックン期): 5〜6ヶ月ごろ/なめらかなポタージュ状
- 中期(モグモグ期): 7〜8ヶ月ごろ/舌でつぶせるくらいの柔らかさ
- 後期(カミカミ期): 9〜11ヶ月ごろ/歯ぐきでつぶせるくらいの固さ
- 完了期(パクパク期): 12〜18ヶ月ごろ/歯ぐきで噛める固さ



赤ちゃんのペースは一人ひとり違います!
月齢はあくまで目安として、
「昨日よりちょっと慣れてきたかな?」くらいのゆったりとした気持ちで進めていきましょう😊
選択肢① 手作り離乳食のメリット・デメリット


手作りのいいところ
- 家にある食材で作れるので、材料費を抑えやすい
- だんだんと、家族のごはんから取り分けてあげられるようになる
- 赤ちゃんの「好き・苦手」に合わせて、味や形を細かく調整できる
- ママ・パパの「作ってあげている」という満足感も得られやすい
手作りの大変なところ
- すりつぶす/裏ごしする/刻むなど、どうしても手間と時間がかかる
- 「この食材はいつから?」「味つけは?」など調べごとが多い
- 毎食がんばろうとすると、作れなかったときに自己嫌悪になりやすい
こんなママに向いています
- 料理が嫌いではない、または楽しめる
- 仕事復帰前など、時間や心に少し余裕がある
- 家族と同じ食材で食事を楽しませてあげたい気持ちが強い
ここでお伝えしたいのは、
「毎食100%手作りにしなくていい」ということ。
手作りをベースにしつつ、ベビーフードや宅配を「肩の力を抜くための道具」として使うのも立派な選択です。
選択肢② 市販ベビーフードの上手な使い方


ベビーフードにはどんな種類がある?
- 瓶詰め・カップタイプ
- パウチ(レトルト)タイプ
- フリーズドライ・キューブタイプ
- 粉末タイプ(スティック状など)



月齢やメニュー、固さなどがパッケージに細かく書いてあるので、
「今どれくらいの固さにすればいいの?」と迷ったときの目安にもなります◎
ベビーフードのメリット
- 月齢やメニューが表示されていて、選びやすい
- アレルゲン表示があるので、初めての食材を試すときにも役立つ
- 外出時や、ママの体調が悪い日でもすぐに用意できる
- 調理いらずなので、片付けもラク
よくある心配ごとと、ちょっとした安心材料
「添加物は?」「塩分は大丈夫?」と心配になるママも多いですよね。
日本のベビーフードは、赤ちゃん向けの基準に配慮して作られていて、塩分量や味つけも大人向けとは大きく違います。



毎食毎日ベビーフードだけにする必要はありません。
例えばこんな使い方がおすすめです💡
- おでかけの日だけベビーフード
- ママが疲れている日はベビーフードに助けてもらう
- 初めて食べる食材だけベビーフードで試してみる
こんなママに向いています
- ワンオペ育児が多い/頼れる人が少ない
- 上の子のお世話や仕事で、とにかく時間がない
- まずは「離乳食へのハードル」を下げたい



ベビーフードは「手抜き」ではなく、ママががんばりすぎないための大事なアイテム。
罪悪感ではなく、「今日はこれのおかげで助かった!」と、うまく1日を乗り切れた自分を褒めてあげてくださいね🥰
選択肢③ 宅配・ミールキットで「時間と心の余裕」を買う


最近は、離乳食に使いやすい食材や、
離乳食対応のミールキットを扱う宅配サービスも増えてきました。
「買い物に行くのが大変」「献立を考えるのがしんどい」というママの味方です。
どんな宅配サービスがあるの?(一例)
- Oisix(オイシックス):
離乳食初期から使える食材セットや、月齢別の取り分けレシピが充実。
ベビー向け食材や離乳食セットもあり、日常使いにもストックにもおすすめです。 - コープ(きらきらステップ):
裏ごし野菜や刻み野菜、ミニおかずなど、小分け冷凍された乳幼児食シリーズ。
「5か月ごろ〜」の離乳食にも使える商品があり、「半手作り」スタイルにぴったりです。 - パルシステム(yumyum[ヤムヤム]シリーズ):
国産・産直の原材料にこだわった、離乳食専用の冷凍キューブや食材シリーズ。
裏ごし済み野菜やバランスキューブなど、「あと一品」にも便利です。
宅配のメリット
- スーパーへ行く回数を減らせる
- 「今日なに作ろう…」と考えるストレスが減る
- 離乳食用にカット・冷凍された食材を使えば、準備の手間が大きく減る
宅配のデメリット
- サービスによっては、利用できる地域が限られている
- 手数料・出資金などが必要な場合がある
- 完全に宅配に頼ると、食費はやや高くなりがち
こんなママに向いています
- 買い物が負担(車がない/下の子がいる/妊娠中など)
- 献立を考えるのがとにかく苦手・しんどい
- 手作りしたい気持ちはあるけれど、すべてを自分でやるのは難しい



宅配は、「自分を助けるための投資」と考えてOK!
時間と体力を節約できた分、赤ちゃんと笑って過ごせる時間が増えたら、それだけで十分価値があります👌
手作り・ベビーフード・宅配の「ちょうどいい組み合わせ方」



ここからがいちばん大事なところ。
3つの選択肢を、うまくミックスして使うのがおすすめです◎
現実的で続けやすい組み合わせ例
- パターンA:平日はラク、休日だけ少しがんばる
平日…朝・昼はベビーフード/夜は半手作り
休日…まとめて作って冷凍しておき、平日にチンして使う - パターンB:ママの体調・予定でメリハリをつける
体調がいい日…手作り多め
疲れている日・ワンオペの日…宅配&ベビーフードに思い切り頼る - パターンC:食材だけ宅配で、調理はおうちで
裏ごし野菜や刻み野菜だけ宅配で用意して、あとは家で組み合わせていく
大切なのは、「どの方法が一番エラいか」ではなく、ママと赤ちゃんがごきげんでいられるかどうか。
しんどい日は、迷わず「ラクな選択肢」を選んでください。
それは決して手抜きではなく、赤ちゃんのためにママが元気でいるための大事な工夫です。
保育士ママのリアルな離乳食体験談
私は保育士として働いてきましたが、
「自分の子ども」に離乳食を作るとなると、正直とても不安でした。
プロとしての知識はあっても、
いざわが子となると「本当にこれで大丈夫かな?」と心配になってしまって…。
ここでは、私の3人の子どもたちの離乳食のことを、少しだけお話しします。
一人目:ほぼベビーフードに頼った離乳食
長女のときは、とにかく離乳食の調理が不安で、
幼児食になるまでほとんどベビーフードに頼っていました。
瓶詰め、レトルト、フリーズドライなど、
いろいろなタイプのベビーフードにお世話になりました。
私がいちばん大事にしていたのは、
- 子どもが「おいしい」と感じてくれること
- 衛生面で安心できること
- アレルギーに配慮された安全なものを選ぶこと
アカチャンホンポなどでまとめ買いをして、できるだけ費用を抑えながら、
「今日はどれにしようかな?」と選びつつ進めていました。
当時の私にとっては、
「安心して頼れるベビーフードがあること」自体が、心の支えだったなと感じます。
二人目:2人育児でいっぱいいっぱい、またもベビーフード中心に
二人目のときは、上の子のお世話と家事で毎日いっぱいいっぱい。
やっぱりここでも、ベビーフードが大活躍しました。
とはいえ、少し余裕のあるときには、
家族と同じ食材を使って簡単な離乳食を作ることもありました。
家族と同じご飯を食べて、嬉しそうにニコニコしている姿を見ると、
「一緒に食事を楽しめているんだなぁ」と、私もとても幸せな気持ちになったのを覚えています。
三人目:今まさにスタートした、手作りへの初チャレンジ
そして三人目の今、ちょうど離乳食が始まったところです。
一人目・二人目の経験があるからこそ、少しだけ気持ちにゆとりと自信が生まれてきました。
そこで三人目は、初めて「手作り離乳食」に本格的に挑戦してみることにしました。
とはいえ、上の子二人もまだまだ手がかかる年齢。
「全部手作りでがんばる!」ではなく、ベビーフードのストックもちゃんと確保済みです。
がんばれる日は手作り、しんどい日はベビーフード。
そんなふうに、肩の力を抜きながら離乳を進めていきたいと思っています。



こんなふうに、同じママでも、子どもごとにやり方は変わってきます。
だからこそ、あなたも「今の自分と赤ちゃんに合うやり方」で大丈夫。
無理なく続けられる離乳食スタイルを見つけていきましょうね。
困ったときに頼りになるおすすめ離乳食本



スマホで調べるのも便利ですが、
1冊「これを見ればだいたい分かる」という本があると、とても心強いです。
『最新改訂版 らくらくあんしん離乳食』
価格:1430円 |
今、三人目の離乳食で実際に使っている本です。
離乳食の基本はもちろん、
1食分の材料が具体的に書いてあったり、段階ごとのスケジュール表が載っていたりして、
「今どれくらいあげればいいのか」がとても分かりやすいです。
また、調理器具の紹介や、調理の仕方が実際の写真付きで載っているので、
はじめてのママでもイメージしやすく、「これならできそう」と思わせてくれます。



この本のおかげで手作り離乳食へのハードルがぐっと下がりました☺️
『改訂版 食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食』
改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食 [ 伊藤浩明 ] 価格:1320円 |
食物アレルギーが心配で購入した本です。
「何となく怖いから避ける」のではなく、
正しい知識を持って、適切なステップで食材を試していくことの大切さが、
分かりやすくまとめられています。
アレルギーについて不安が強かった私にとって、
この本は気持ちを支えてくれるお守りのような存在でした。
「こわがりすぎず、でも軽く見すぎず」進めるための考え方をくれる一冊だと思います。
本はどれか1冊だけでも大丈夫ですが、
- 全体の流れやレシピ → 『最新改訂版 らくらくあんしん離乳食』
- アレルギーへの不安 → 『改訂版 食物アレルギーをこわがらない!初めての離乳食』
と役割分担して使うと、とても心強いセットになります。
無料で見られて安心できる公的な情報
「ちゃんとした情報源も知っておきたい」というママには、
公的機関が出しているガイドも知っておくと安心材料になります。
- 授乳・離乳の支援ガイド
離乳の進め方や注意点が、専門的にまとめられたガイドです。
医療者・保健師向けですが、基本的な考え方を知るのに役立ちます。 - 生後5ヶ月からの離乳スタートガイド
イラスト付きで分かりやすくまとめられているパンフレットもあります。
「まずはざっくり知りたい」というママにぴったりです。
おわりに:いちばんのごちそうは、ママの笑顔
離乳食が始まると、
- ちゃんと手作りしなきゃいけない気がする
- このくらい食べてないとダメかな?と不安になる
- スマホで検索しているうちに、どんどん自信がなくなる
そんな気持ちになることもあるかもしれません。
でも、赤ちゃんにとっていちばんのごちそうは、
ママの笑顔と、安心できる空間だと私は思っています。
手作りでも、ベビーフードでも、宅配でも。
どれを選んでも、ちゃんと「ママが考えて選んだ、愛情いっぱいのごはん」です。
どうかひとりで抱え込まずに、
「今日はこれでいっか」と自分をゆるめながら、
赤ちゃんの“食べる世界”が少しずつ広がっていく時間を、一緒に楽しんでいきましょう。











